お家の顔

縁起のいい表札を選ぶ

表札を家の玄関や門に設置する際に「家の名前が解るだけでいい」と思っている方は多いのではないでしょうか。しかし、単に名前だけを記すのであれば、極端な話、玄関に名刺でも貼っておけば事は済みます。しかし表札とは本来そういったものではありません。一家の主人が自分とその家に住まう家族の幸せを願い、また同時に護るために願を掛けるものなのです。標札の「標」の漢字には「しるし」などの意味の他に「気位を高く持ち、目に付くように振る舞う」という意味もあります。自分の名を玄関に掛け、自信を持って堂々と家族の長たるを表すのが「標札」の基本的な役割です。 そのためにもやはり正しい標札を掛けなければいけないでしょう。「標」という字は本来、「木のこずえ」を意味しています。 よって表札にはこの意味を踏まえた上で天然木をオススメします。「縁起」という言葉には様々な意味がありますが、これには「事の始まり」という解釈があります。事物の起原・由来についてですが、表札を掛けることによって始まる事や、家族の幸せや自分の人生の成功を祈念して行うことです。他にも表札は縁起物という言い方もされています。縁起物の意味としては「吉事の到来を祝い祈るための品物」ということで、これはつまり「向上心の現われ」を意味しているそうです。決して縁起表札自体に不思議な力があるわけではないので、吉相・凶相などという言葉に惑わされないように注意しましょう。表札を選ぶあなた自身が「これが良い」と感じる物こそが真の意味で良い物となり、またそう思わせるのはおそらく向上心かと思われます。 家族の健康と幸せを願ったり、自分の仕事が万事上手く運ぶように・・・と言った向上心と願いを無くしては人生は非常につまらないものになります。 くれぐれも、ただ単に表札を選ぶことはやめておきましょう。